☆外装リフォームについて☆現場経験のある営業がご案内します!~屋根編②~

2021年9月29日(水)

こんにちは LIXILリフォームショップ
ホームウェル熊谷です。

今回は屋根リフォーム編をお伝えしていきます。
是非参考までにお読みください。

□屋根リフォームで可能なこと

屋根リフォームの種類は外壁と同様に3種類御座います。
価格のお安い順番でご説明していきます。

先ずは屋根塗装工事です。
塗装工事なので洗浄をしたら塗るだけとシンプルかつ価格を抑えリフォーム出来ます。
屋根材は特に太陽光の熱を吸収してしまいます。
余談ですが夏場の屋根職人さんは1シーズンで作業靴を3~5足買い替えるそうです。
屋根材が熱を吸収し、施工しながら屋根材に乗らないといけない為
暑くなった屋根材のせいで作業靴がすぐダメになってしまうそうです。
屋根塗装の場合は予算があれば遮熱塗料を選びましょう。
外壁と同じですが遮熱塗料で塗ることで熱吸収を抑え
塗膜の長持ちはもちろん、熱を吸収し住宅が痛むのを軽減してくれます。
また屋根塗装をしたらちょっとの用でも屋根に乗るのはやめましょう。
塗膜がしっかりしていると屋根はものすごく滑ります。
作業員のように慣れている人以外が乗ると
変な力の向きで踏ん張って滑ってしまい
そのまま地面まで転落する恐れがあります。
ケガのもとに繋がるので屋根に上ることは絶対に止めましょう。

続いては重ね葺き工法です。
重ね葺きが可能なのは凹凸の少ない屋根材でしたら可能です。
また使用できる屋根材は金属屋根になります。
金属屋根の特徴としては軽さと断熱材の有無です。
軽いため重ね葺きで屋根重量が増しても負荷が大きくならず
ガルバニウム鋼板内に断熱材が入れ込まれているので
少しばかりですが断熱性能向上に繋がります。
ただし表面が金属の為雨が当たる音が従来よりも大きく聞こえたりします。

最後に葺き替え工法になります。
葺き替えなので既存屋根を全て剥がします。
他の工法と違うのは既存屋根を剥がす為
解体工事費と解体物の産業廃棄処分費が発生します。
費用は大きく掛かってきてしまいますが
屋根材を剥がすことにより雨漏れの危険性を確認出来たりしますし
ルーフィングと呼ばれる防水シートも張り替えるので
心機一転新築と同じような状態にすることが出来ます。
また葺き替えはどの屋根材も使用できる為お客様の好みの屋根に出来ます。

□屋根リフォーム時の注意点

葺き替え(張替え)や塗装に関しては外壁同様特に注意点はありませんが
重ね葺きの場合雨樋交換も同時に行う方がよろしいです。
重ね葺きなので既存屋根よりも一回り大きくなるイメージを持ってください。
屋根の軒先と雨樋の位置関係は非常に重要で
軒先が数センチ~数ミリずれるだけで雨樋が機能しなくなるケースもあります。
『雨樋交換までは費用が掛かるからいいかな』と判断はせずに交換しましょう。
外部工事中は足場があるので交換作業もスムーズですが
足場がないと交換作業は非常に困難かつしっかりとした施工が出来なくなります。
かと言って雨樋の為だけに足場をかけるのは費用として非常に勿体ない出費になります。
リフォームで足場をかける場合は是非足場が必要な工事を行うようにしましょう。

□外部工事のオススメ時期

水廻りや内装と違い外壁屋根は外仕事になるため
梅雨時期や台風時期に工事をお願いするのは極力避けましょう。
お客様の希望する工期もあると思いますが
雨天時に行う外部作業は転落の危険が増してしまいます。
葺き替え(張替え)や重ね葺き(カバー工法)は雨天時でも施工しようとすれば出来ますが
職人さんの体調悪化により工期変更のリスクも出てきますし
何より足場のある期間が長くなってしまうと防犯上も宜しくはありません。
通常1階部分からしか人は出入りできませんが
足場があることにより2階へも登れてしまいます。

また梅雨時期前等は多くのお客様が『梅雨前に工事を・・・』と
お願いされることが多々あるため
リフォームを検討のお客様は工事時期を逆算して動くことをお勧めします。

□まとめ

今回は屋根リフォームについてお話しさせて頂きました。
屋根も外壁も行える工事は大まかには同じ工法になります。
外壁屋根はお客様自身だけでなく来客の方にも見られる部分でありますし
来客以外の全く関係のない通りすがりの人にも見られてしまう部位になります。
住宅を『長く快適に』は外部からも非常に重要なファクターになります。
当社には現場出身の営業がおりますので現地確認や細かなアドバイスも可能となっております。
是非住宅のリフォームや困りごとは弊社までお問い合わせください。