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お風呂をリフォームでバリアフリーにしたい方必見!ポイントをご紹介します!
2021年6月3日(木)
こんにちは LIXILリフォームショップ
ホームウェル熊谷です。
お風呂場は、転倒や急激な気温変化によるヒートショックといった事故が、非常に多く発生します。
このため、お風呂は住宅の中でも特にバリアフリー化を導入すべき場所です。
本記事では、お風呂の事故につながる要素をなくしたい方に向けて、バリアフリーリフォームする時のポイントと注意点をご紹介していきます。
□お風呂をバリアフリー化する時のポイントをご紹介!
バリアフリーリフォームを行うなら、1回のリフォームで浴室に潜む危険な要素を全て取り除いた方が、コストや手間の負担が最小化され効率的です。
ここでは、具体的に浴室をどのようにリフォームすればいいかお伝えします。
1つ目は、扉は引き戸か折り戸にしましょう。
浴室内で転倒した家族や介護を要する家族の救助がしやすく、出入り口のスペースを広く確保できるので、車椅子の補助も非常に楽になります。
また、扉に使用するガラスを割れにくい素材にするのもいいでしょう。
2つ目に、出入り口の段差は2cm以下にしましょう。
段差を小さくすれば、その分、段差による転倒の発生を軽減できます。
しかし、段差が小さくなることで脱衣所が漏水しやすくなるので、その点の対策は業者に相談しておきましょう。
3つ目は、滑りにくい床材を選ぶことです。
特に古い浴室の床材は、濡れると滑りやすいものが多いので交換しましょう。
また、防滑性だけでなく、可能な限り水はけ性、断熱性、衝撃吸収性を併せ持った床材を選びましょう。
4つ目は、手すりの設置場所です。
浴室への出入り口の壁に設置すれば出入りする際の転倒防止になりますし、洗い場の横に設置すれば、立ち座りなどの動作の補助になります。
このように、適切な場所に効果的に設置することで、安全性はかなり向上します。
5つ目に、浴槽に楽に出入りできるように設計しましょう。
例えば、浴槽の縁は、高すぎても低すぎても動作に負担をかけるので、30~40cm程度の高さにしましょう。
他にも、腰が掛けられるように浴槽の縁を広くしたり、浅くても十分お湯につかれるよう浴槽に傾斜をつけたりするとバリアフリー効果があります。
浴槽のリフォームは、50~150万円と幅が広いので、予算に合わせて何を優先するか考えましょう。
6つ目は、暖房機器や暖房機能付きの浴室乾燥機の設置です。
ヒートショックへの対策として非常に有効で、脱衣所にはエアコンや床暖房などの暖房機器を、浴室には暖房機能のある浴室乾燥機を設置しましょう。
7つ目は、浴室発信機の設置です。
浴室発信機はお風呂場に設置できる通報装置です。
1人で入浴できるけど心配という場合は、万一のときの備えとしてお勧めです。
□お風呂の部分リフォームをする際の注意点とは?
手すりの設置や浴槽の交換といった部分的なリフォームを行うと、リフォーム後にトラブルが発生する恐れがあります。
部分リフォームをする場合は、次の2つの注意点を覚えておきましょう。
まず、脱衣所側への水漏れに注意しましょう。
脱衣所と浴室間の段差をなくすと、浴室のお湯が脱衣所側に逆流する恐れあります。
特に、在来工法のお風呂で段差解消を行う場合は、工事前にシャワーや浴槽、排水口の位置をよく確認し、業者に相談しましょう。
次に、取り付け後のイメージをしておきましょう。
例えば、手すりの後付けをする時は、水漏れや浴室基礎の腐食が工事後に発生しないように防水処理を検討しましょう。
他にも、手すりが浴槽の中から手が届く位置にあるか、滑りにくい素材を選んでいるかなどの点も、取り付け工事が始まる前に必ず確認しましょう。
□まとめ
浴室だけでなく、浴槽や脱衣所などもバリアフリー化できるので、入浴する人に必要な機能をしっかり揃えて、介護リフォームのプランニングを進めましょう。
お風呂場のバリアフリーをご検討の方は、当社までお気軽にご相談ください。
当社では、お風呂場のバリアフリー化以外の水回りのリフォームも承っています。
お問い合わせは下記フォーマットまで
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